こんにちは、あっくんです。
会社を辞める原因のトップ3に入ってくる人間関係。
この解決に役立つのがストレングスファインダーという本です。
『自分と相手は違って当たり前』これを理解しているならわざわざ買わなくても大丈夫です。
より個性を言葉にしてみたり、個性という資質をリストにして客観的に見るにはおすすめの本です。
この本はビジネス書ランキングでも登場しているので、見たことがある人も多いと思います。
仕事の相手の『そうじゃない』と思う行動や思考が理解できます。たとえば、
- 自分は割と簡単にできるのに、何でそんなに時間がかかるの?
- 一人で仕事したいのに、何でやたら絡んでくるの?
- こいつ相談多いな。
- すぐ行動したらいいのに、何やっているんだ?
他の人には自分とは違う行動・思考・価値観があり、他の人と自分の得意な作業もまた違うものだという納得する部分にもつながり、人間関係の悪化が防げます。
そして何より自分自身について改めてどんな作業が得意で何をするのが好きなのか? 自分の理解にもおすすめです。
仕事の悩み、転職のきっかけのビッグスリー
仕事のやりがい、お金、人間関係。
これらはベースとなる自分の得意なことを伸ばせば改善されていきます。
逆に相手の得意なことを理解すれば人間関係のストレスも減らすことができます。
仕事のやりがい
苦手なこと、消耗する作業をすれば仕事のやりがいに疑問を感じます。
『こんなことやりたくない』、『他の人のようにうまくできない』、これはすごい疲弊することです。
理由は簡単に得意なことではないから、なのでまずは得意なこととは何なのかを見つける必要があります。
得意なことを仕事の作業に当てれば、勝手に成長します。
得意なことというものは、自然にどうすればもっと良くなるかを自動的に考えてしまうから得意なのです。
得意を仕事にすれば、やりがいだって生まれます。
給料
得意を仕事に活かせれば、お金の疑問も解決する可能性があります。
- 会社の仕事をする。
- 言われたことをやる。
- 毎日決まったことをやる。
これらは当たり前なので、基本給にしかなりません。
新しいことに挑戦する。作業を効率化する。売り上げを作る。新規開拓など会社に新しい仕事を作らない限り基本給のままなのは当たり前です。
会社に新しいことを取り入れたり、今より良くしたりする方法として『自分の得意を活かす』ということになります。
人間関係
人間関係でも役に立つ、得意なこと。
あなたと他の人の得意は違います。
話すのが好きな人、一人で考えるのが好きな人、学ぶことが好きな人、教えることが好きな人。みんな個性があります。
人間関係の問題はこの違いがわからないから起こることだと思います。
きっちりすることが得意な人にとって、適当にパパッとやる人を見るときっちりやって欲しいと考えます。
どちらが正しいということもなく、個々のスタイルなのです。
『相手はあのスタイルが得意なんだ』と思えることでお互いの個性を引き出しあえる関係、相互理解が生まれます。
しかし仕事上でどうしてもぶつかる時、どちらかしか選べない時があります。その場合は会社の理念や生産性の高い方を選べばいいのです。
具体的にどんなことがわかるのか?
ストレングスファインダーには付属のアクセスコードが付いていて、あなたの持っている適性の診断を受けることができます。
仕事だけでなく、日常どのように行動、思考しているか、34の資質でわかります。
僕を例に出すと。
34の資質のトップ5の中に、『慎重さ』『規律性』『目標志向』『分析思考』があり、これは先のタスクの準備をすることが得意ということになります。
タスク管理、スケジュール管理が得意で、締め切り前にバタつくことが少ないという特徴です。
しかし『規律性』があるので、会社のスケジュールというより、自分のスケジュール重視の傾向になります。
逆に『適応性』が34の資質の上位にないので、急なタスクは対処が下手な傾向があります。
このように34の資質を言語化することで自分や相手の無意識にやっていること、特徴となる強みがわかります。
資質からどういった作業が得意なのか理解する
僕を例にすると。
『規律性』を持っているので、自分ルールの中で作業をしています。
みんなで共通の仕事をするより、黙々と仕事をする方が生産性が高くなります。
複数の人と一緒に作業することは向いていないのが特徴です。
もちろん資質によっては逆が得意な人もいます。
他にも、
- 仕事でうまくいっていないタスクの問題解決が向いている人。
- うまくいっているタスクをさらに伸ばすことを得意にする人。
- みんなをまとめるのが好きな人。
- 知らない人と話すことが得意な人。
- 考え事、思考を巡らせるのが好きな人。
何が得意で何が苦手なのかがわかると、どういった仕事をする方が自分にとっても、会社にとってもいいのかがわかります。
企業も導入している
大企業でも中小企業でも社員を複数人抱える企業ではチームワークが求められたり、人間関係のトラブルが必ずあります。
お互いの得意分野を理解することで生産性を高めたいので、多くの企業がストレングス・ファインダーを取り入れています。
コンサル業を専門にしている会社もあるぐらいなので、やはり人間関係や相互理解は、企業にとっても重要のようです。
他の人には自分と違う強みがあると理解する
資質は自分や相手が持っている『強み』になります。
仕事のレベルを70点から100点にあげる方が得意、もしくは優先する人もいれば、30点のものを修正するのに力を入れる人もいます。
すぐ行動する人もいれば、じっくり考えてから動く人もいます。
持っている強みによって行動や思考が違うので、『なぜ?』といった人間関係の悪化が防げるツールです。
まとめ、仕事で使える自分の理解と相手の理解
苦手を仕事にすれば生産性が下がり、得意なことなら生産性は上がります。
得意を理解することで自分のやるべき仕事がわかり、相手の得意なこともわかります。
行動にも出るので、なぜそんな行動をとるのかの、理解にもつながります。
相互理解や自分と相手が違うという認識が出来ていればストレングスファインダーは必要ないかもしれませんが、自分や他の人の特徴を言語化したり、リストにして見比べるにはこの本はおすすめです。
試して面白かったら上司にも相談するのもいいと思います。
会社にとっても、自分にとっても得意を理解している方がいいですね。
それでは、少しでも明日につながる一歩になりますように。
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